ダイヤモンドなのに、ブラック?ブラックダイヤモンドの特徴と価値について。
最近はブラックダイヤモンドのジュエリーも人気を集めています。
ブラックダイヤモンドとは
ブラックダイヤモンドとは、ピンクやイエローといったカラーダイヤのひとつで、一般的には透明感を持たない漆黒のダイヤモンドになります。産出量が少ないため希少な石であり、以前はほとんどジュエリーに使われることもありませんでした。最近では放射線を照射したり、トリートメント加工を施した人口のブラックダイヤも多く出回っており、天然のブラックダイヤモンドと見分けるのは、素人では困難かもしれません。
ブラックダイヤモンドの特徴
ブラックダイヤモンドの黒い色は、炭素によるものです。炭素が過剰に含まれることでダイヤモンドになり切れなかったものがブラックダイヤモンドだと言われています。
色ムラのない美しいブラックダイヤモンドは現在ジュエリーとして人気が高まっていますが、もともとムラが出やすい特徴があり、そうしたブラックダイヤモンドは長年工業用として使われていました。そのため、今でもブラックダイヤモンドは工業用、という認識がある人がいるのも確かです。
ブラックダイヤモンドの価値
ブラックダイヤモンドは希少ではありますが、価値としては透明のダイヤモンドなどに比べると大きく劣るのが現状です。同じ大きさのダイヤモンドでも、価格にすると10倍ほどの差がつくこともあります。
とはいえ、最近ではジュエリーに使われることも多くなり、その価値は上がりつつあるので、好みに合わせて使うとよいでしょう。特に男性には使いやすい宝石ということで、芸能人なども多く身につけていることで知られており、人気の高まる一因となっています。
まとめ
ブラックダイヤモンドは、カラーダイヤモンドのひとつで、ジュエリーなどに使われるようになったのは比較的最近のことです。透明なダイヤモンドに比べると、その価値は低いとされていますが、漆黒の輝きを持つブラックダイヤモンドはシックな装いに似合うということでジュエリーに使われることも多くなりました。特に男性用ジュエリーとしても需要が高く、芸能人などが身につけていることからも人気が高まりつつあります。