ジュエリーリフォームでよく使われる、メレダイヤとは?
メレダイヤは、小さいダイヤモンドのことです。
メレダイヤとは
メレとは、フランス語で小粒石、という意味です。つまり、メレダイヤは小さなダイヤモンドのこと。はっきりと決められているわけではありませんが、0.1カラット未満のダイヤモンドをメレダイヤと呼ぶことが多いです。一粒石として使われるダイヤモンドは、ブリリアントカットなどを施されることが多いのですが、その形にカットするために、切り落とす部分がでてきます。そうやって切り落とした部分や、一粒石にはできないような小粒のダイヤモンドがメレダイヤとなるのです。
メレダイヤの価値は?
メレダイヤは、昔は屑ダイヤともいわれていた小さなダイヤで、ひとつひとつの粒の価値はそれほどありません。取引も、一粒いくらで行うのではなく、1カラット程度にまとめて売買されるのが一般的です。そのため、数粒程度でしたら、ダイヤとしての価値はあまり期待できませんが、たくさんついている場合はそれなりの評価が期待できます。小さいので人造かと思われていることも多いのですが、基本的には小さくてもちゃんとしたダイヤモンドですので、美しい輝きを放ちますし、メレダイヤをたくさん使ったエターナルリングなどは、とても華やかです。
メレダイヤで華やかに
一粒ダイヤをシンブルに据えたリングも、ダイヤモンドの美しさを存分に感じさせますが、メレダイヤを周囲にちりばめることで、一気に華やかさが増しゴージャスな指輪になります。デザインのバリエーションが豊富であることから、ジュエリーリフォームにもメレダイヤが使われることが多いです。また、ダイヤモンドに限らず、サファイアやエメラルドなどのカラーストーンとも相性が良く、大きめのカラーストンの周りを飾ったり、同じように小さいカラーストーンと組み合わせて、モザイクのように使うのも素敵です。透明で小さいながらも輝きを放つメレダイヤは、さまざまなデザインに使いやすいため、ジュエリーリオフォームには欠かせない素材ともいえます。
まとめ
メレダイヤとは、0.1カラット以下の小さなダイヤモンドで、大きめのメインストーンの周りに飾ったり、いくつものメレダイヤを組み合わせて模様を作ったりと、さまざまな使い方がされます。小さいけれども、ダイヤモンドではありますから、キラキラと光が反射して美しい輝きを放ちます。メレダイヤを使うことで、デザインの幅が広がり、華やかになるため、ジュエリーリフォームでもよく使われます。