値段にも影響する、真珠のサイズとその読み方について。
真珠は粒の大きさによって、値段と雰囲気、使うのに適した機会も違ってきます。
真珠のサイズ
真珠のネックレスのサイズを見るときに、40cm、42cmなどと表記されているのは、ネックレスの長さになります。この長さは、長くなるとそれだけ使う真珠の粒が増えるので値段は変わりますが、首周りのサイズに合わせて長さを選ぶ程度であれば、それほど大きな違いはありません。それよりも、真珠のサイズで大切なのは真珠一粒一粒の大きさで、7.5~8.0mm、8.0~8.5mmなどと表記されているものです。これは真珠の直径を表す数字で、1mmの違いで見た目も値段もかなり変わってきます。
真珠の大きさ
真珠の粒の大きさは直径で表しますが、だいたい7mm未満のパールは小粒のパールといわれます。控えめな印象になりますので、普段のファッションをちょっと上品に仕上げたり、他のネックレスなどと重ね付けをするのにも便利です。また、子供の入園式・入学式なども7mm前後のパールで若々しく爽やかに装うのが良いでしょう。一方、結婚式や葬儀などの冠婚葬祭には、7mm以上のパールが良いとされています。大人の女性として、成人のお祝いに7mmのパールを贈ることも珍しくありません。最も定番とされているのは7.5mm~8.0mmのパールで、冠婚葬祭からカジュアルまでいつでも使うことができるサイズですので、ひとつは持っておきたいパールネックレスです。8mm以上のサイズは、大きくなるにつれて存在感を増し、エレガントな雰囲気が強まるので、大人の女性の気品を引き出します。
大きさと値段は比例
真珠は大きくなるほど希少性が高くなることもあって、値段は高くなります。0.5mm大きくなるだけで、見た目の印象も変わりますが値段もワンランク上がるのです。もちろん大きさだけでなく、色や照りなども値段に関係しますが、同じ品質でも大きさが違うとかなり値段の違いがあるので気を付けて見てみるとよいでしょう。真珠は、非常の格式の高い宝石で、いくら大きくなっても品格を損なうことはありません。ある程度の年齢になったら、大粒の真珠を身に着けて、大人のゴージャス感と余裕を出すのも素敵です。
まとめ
真珠は粒の直径で大きさを表しますが、0.5mm違うと全体の印象も値段もかなり大きく変わってきます。冠婚葬祭には7mm以上のパールが良いとされているので、7mmから8mmくらいのパールを一つ持っておくと、冠婚葬祭いつでも使えて安心です。