光沢がなくなったパールネックレスをピカピカに?!パールの研磨仕上げとは?
パールの表面を薄く研磨することで、輝きを取り戻すことができます。
パールネックレスは徐々に光沢が失われてしまいます。
パールネックレスは、肌に直接つけることが多いこともあって、長年使っていると表面に付着した皮脂や化粧品、または紫外線などによって表面の光沢が失われてしまいます。そうならないように、使うたびに表面を柔らかい布で拭いてから直すのが一般的なケアですが、それでも徐々に汚れは残っていくものです。せっかく独特の光沢を放つパールから輝きが失われてしまってはこまりますから、そんなときはパールの研磨仕上げをして輝きを取り戻しましょう。
パールの研磨仕上げとは
天然のパールは、非常に薄い真珠層が何千層も重なって独特の輝きを放っています。鉱石ではないため、宝石としては非常に柔らかいのですが、それでも研磨仕上げは可能です。研磨仕上げといっても、削るのは表面のほんの数ミクロンの層ですから、削ってももちろんパールの粒が小さくなったように見えるわけではありません。しかし、その数ミクロンを削ることで、パールはその光沢を取り戻すことができるのです。
パールの研磨仕上げはどこで?
パールの研磨仕上げは、取り扱っているジュエリーショップで行うのが一般的です。購入店で行っていればそれで構いませんが、購入したショップでなくてもたいてい受け付けてくれます。ただし、非常に繊細な作業になりますので、信頼できるショップに依頼したほうがよいでしょう。ついでに糸の交換などもしておくとよいかもしれません。研磨仕上げはパールの粒数にもよりますが、1万円~5万円程度が相場です。
自分で研磨
近くに研磨してくれるショップがない場合などは、自分で研磨する人もいます。パールの研磨は、専用のクロスや研磨剤などが販売されているので、それである程度きれいになります。ただし、汚れの状態や磨き方によってはあまりきれいにならないこともあるので、その点は注意して磨くようにしましょう。無理に磨いてキズをつけるとかえって価値が落ちてしましますので、専門の業者に依頼するのが無難でしょう。
まとめ
パールは独特の輝きが魅力ですが、長く使っているとその光沢が失われてしまいます。その場合は、数ミクロンだけ表面を研磨することで再び美しく輝くようになりますので、信頼のおけるショップに依頼するようにしましょう。