金や貴金属を売る際は手数料がかかる?!手数料はどうやって決まり、どれくらいかかりますか?
金や貴金属を売るときは手数料がかかります
金や貴金属は買取店に持ち込めば売却することができますが、その際に手数料が必要になります。金の価格は相場で左右するもので、買取った店が大手の買取業者に販売するときにも、それよりも高額に売れるわけではありません。そのため、はじめから転売するときの利益を見越して、手数料を引いた価格で買い取りを行うのが一般的なのです。
相場どおりの金額で買い取って、同じ金額で売却したのでは、買取店の利益がゼロになってしまいます。自社で金の精製やジュエリーの制作を行っている場合は、素材として買い取った金を使うため、比較的手数料が安い場合が多いです。
精製時に目減りする
金はそれをインゴッドにしたりジュエリーにしたりするときに高温で溶かして精製を行いますが、その時にどうしても1~2%は目減りしてしまいます。そうなると、そのぶん金が少なくなってしまうので、その分を引いた金額で買取を行う業者もあります。
手数料の相場
金買取の手数料相場は、だいたい金額の1~2割程度が一般的です。シンプルに送料にパーセンテージをかけた手数料を設定しているところもあれば、グラム数に応じていくらまでは手数料5,000円、などといった設定を行っている場合もあります。売却する金の量にもよりますが、金を10万円分売却する場合、手数料が1割の場合は1万円、2割の場合は2万円が手数料として引かれてしまいます。売却金額が8万円になるか、9万円になるかは大きな違いですから、手数料がどの程度かかるのかは必ず事前に確認しておきましょう。探せば手数料を引くことなく買取をしてくれる店もあります。ただし、手数料は安いものの、そのぶん買取金額を低く設定している場合もあるので、手数料を引いた総額で比較して売却するように気をつけましょう。
まとめ
金を売却するときは、手数料を引かれることが多いです。買取店にとっては利益を出すために必要な手数料ですが、手数料の割合によってはかなりの金額を引かれてしまうので注意しましょう。
また、手数料不要と言いながら、安い買取価格を設定している買取店もあるので、総額で高く売れる店を探すことが大切です。