鑑定に出す前に読んでおきたい。ダイヤモンドと似てる天然カラーストーンには何がある?
ダイヤモンドに似ている天然石ストーンは、素人が見分けるのは困難です
鑑定してもらわなければ、ダイヤモンドか天然カラーストーンかはわかりません。
ダイヤモンドは人気が高いだけに、よく似た天然カラーストーンと見分けがつかないこともあります。素人ではまず見てもわからないので、鑑定してもらうことが多いのですが、鑑定に出す前にどんなカラーストーンがあるのかを知っておくとよいでしょう。
ジルコニア
ダイヤモンドの模造石として、最もよく知られているものです。ダイヤモンド風のファンシーリングなどにもよく使われていますが、模造石としてはかなりグレードが低いので、よく見ればダイヤモンドと輝きが違うことに気がつきます。素人でも比較的見分けやすい模造石です。
モアッサナイト
ダイヤモンド特有といわれる、虹色の輝きがあるのなど、非常にダイヤモンドとよく似た石です。実際、発掘現場でもダイヤモンドと信じられていたほどで、ジュエリーにしても美しい輝きを放ちます。カラーストーンの中では美しいものですが、それでも本物のダイヤモンドとはかなり違いがありますので、それほど高いものではありません。
コランダム
コランダムは、いわゆるサファイアのことです。いろいろな色のものがあり、中でも赤いものだけはルビーと呼ばれます。透明なコランダムはダイヤと間違われやすいのですが、分類上はサファイアになりますので、ダイヤモンドではありません。
鑑定を受ける場合は
ダイヤモンドの鑑定を受ける場合は、必ず宝石鑑定士の資格を持つスタッフが在籍する宝石店で、JBS基準によって買取価格を算出してもらいましょう。資格のないスタッフが鑑定や買取の算出を行うと、適正な価格が提示されない場合もあります。有資格者のいる店舗であれば安心ですので、その点は必ず確認するようにしましょう。
まとめ
ダイヤモンドの鑑定を行うと、ダイヤモンドと思っていたのがモアッサナイトだったり、メインの石はダイヤモンドだけれどもその周囲に使われているのは小さなジルコニアだったりということがあります。鑑定結果を聞いても理解が出来ない、ということがないように、ダイヤモンドに似たカラーストーンにどのようなものがあるかを知っておくとよいでしょう。また、鑑定は信頼できる宝石鑑定士のいるショップで受けることをおすすめします。
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