こんにちは。ジュエリーカミネの橋本です。
世界中で愛されているアニメーション「トムとジェリー」。
ネコのトムとネズミのジェリーが繰り広げるドタバタコメディは、子どもから大人まで世代を超えて親しまれています。
そんな「トムとジェリー」がいつから始まったか、ご存知ですか?
今回は、私自身の「トムとジェリー」との思い出も交えながら、その魅力と歴史についてご紹介します!
トムとジェリーとは?
「トムとジェリー」は、ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラによって生み出された伝説的なアメリカのアニメーションシリーズです。
製作者のクレジットが「ハンナ=バーベラ」となっているのを見て、昔は一人の人物だと思っていたことも、ここで告白しておきます。
グレーのネコ「トム」と茶色いネズミ「ジェリー」が毎回繰り広げる追いかけっこは、笑いと驚きに満ちた展開が特徴ですね。
トムは体が大きく短気でおっちょこちょい。
一方のジェリーは小さいながらも狡猾・頭脳明晰で、いつもトムを巧みに出し抜いて翻弄します。
たりは普段は敵同士のように見えますが、時には協力し合うなど、不思議な友情関係も描かれており、「ケンカするほど仲が良い」という普遍的なテーマが作品の魅力です。
セリフがほぼないこともこのアニメーションの大きな特徴。
表情や動きだけでストーリーが進行するため、言語の壁を越えて世界中で楽しまれています。
トムやジェリーがボウリングのピンや郵便ポストの形に変形したり、ぺったんこに潰れたりするような骨格を無視した柔軟な表現に笑って盛り上がった、という記憶をお持ちの方も多いのではないかなと思います。
主要キャラクターを紹介
「トムとジェリー」には、個性豊かなキャラクターが多数登場し、物語を盛り上げています。
ここでは、作品の中でも特に印象的な主要キャラクターたちを紹介します。
トム
グレーの毛並みを持つ大きなネコです。
短気でおっちょこちょいな性格ですが、どこか憎めないキャラクター。
ネズミのジェリーを捕まえることに情熱を注ぎますが、いつもジェリーに裏をかかれてしまいます。
ジェリー
茶色い小さなネズミで、非常に頭が良く狡猾です。
トムの攻撃を巧みにかわし、逆にトムを散々な目に遭わせることもありますが、時にはトムと協力することもあります。
スパイク
トムの飼われている家の番犬で、大柄なブルドッグです。
非常に強く、トムがジェリーを追いかける騒動によく巻き込まれ、その度にトムに仕返しをします。
タイク
スパイクの息子で、小柄で愛らしいブルドッグの子犬です。
父親のスパイクに溺愛されており、トムのいたずらの巻き添えになった際にはスパイクが激怒してトムを懲らしめます。
トゥードルス
美しい白いメス猫で、トムやその悪友ブッチを魅了する存在です。
トムとブッチが彼女を巡って争うシーンも多く見られます。
ブッチ
野良猫で、トムの悪友です。
トムと一緒に悪巧みをすることが多く、時にはジェリーを追い詰める役割を果たします。
また、美しいメス猫トゥードルスを巡ってトムと争うこともあります。
実は、私が初めて観たのは、このブッチが登場する「仲間割れ」というエピソード。
トムに加えてネズミ退治専門業者として登場するブッチがジェリーを追い詰めるものの、ジェリーが巧みにかわし、最終的にトムとブッチを仲間割れさせるという痛快な内容です。
子どもながらに、その少し過激でスピード感のある展開に興奮したのを覚えています。
ジェリーの壁の穴の家やチーズの描写を可愛らしく感じたり、ラストのトムの声が想像以上に可愛くなかったことも印象に残っています…笑
タフィー
ジェリーと一緒に登場する小さなネズミで、おむつをはいた愛らしいキャラクターです。
純粋で無邪気な性格をしており、ジェリーにとっては弟のような存在です。
時にはジェリーと一緒にトムをからかうことも。
トムとジェリーはいつから始まった?その歴史を紹介
TOM AND JERRY and all related characters and elements © & ™ Turner Entertainment Co.(s25)
トムとジェリーの歴史は、1940年2月10日に第1作目の短編アニメーション「上には上がある」で始まりました。
子どもの頃はあまり年代を意識していませんでしたが、学生の頃に映画やカートゥーンの歴史を調べる中で、その歴史の古さに驚いたことを覚えています。
トムとジェリーの関係性も単なる「敵対関係」だけではありません。
ふたりは普段ケンカばかりしているように見えますが、実はお互いがいなくなると寂しく感じるという、特別な絆で結ばれています。
第二次世界大戦中には痛快なドタバタ劇が好まれ、1943年から1953年までの間に7回もアカデミー短編アニメーション賞を受賞。
初期の作品には時代を反映した表現もありましたが、視聴者の声を受けて改善を重ね、より多くの人が楽しめる作品へと進化していきました。
日本では1964年にテレビ放送が開始され、何度も再放送されるほどの人気を誇っています。
時代が進んでも、普遍的な「やられたらやり返す」というユーモアの要素は変わらず、今もなお世界中で愛され続けています。
トムとジェリーをはじめ、戦前から続く作品は、太平洋戦争やその後のアメリカの歴史にも大きく影響を受けるため、風刺や当時の世俗などを作品から感じ取ることができます。
初期のエピソードから追って観ることで、当時の時代背景を探るといった大人の楽しみ方もできる作品なのも魅力的だなと感じます。
私も、VHSの時代から大好きな作品です。
テレビっ子だったこともあり、トムとジェリーのビデオを流しながら何時間もテレビの前に座っていたことを覚えています。
きっと、子どもの頃に同じようにテレビにかじりついてトムとジェリーに見入っていたという方も多いのではないでしょうか。
セリフがほとんどなく1話が短い(当時のアメリカの実写映画の前座上映だったため)という特性もあり、小さい子どもにもわかりやすく、VHS1本での収録話数も多かったため、小さい子どものいる家庭では重宝されたアニメだったのではないか、と今では思います。
2025年には85周年を迎え、記念展覧会や各種コラボレーションも予定されており、その人気ぶりは健在です。
時代を超えて愛され続ける「トムとジェリー」。
進化を遂げながらも、その魅力は色あせることなく、これからも多くの人々を楽しませてくれるでしょう。
彼らの活躍から、まだまだ目が離せませんね!
トムとジェリーはいつ始まった?歴史を知ればもっと楽しめる!
1940年の誕生以来、80年以上も愛され続ける「トムとジェリー」。
シンプルなネコとネズミの追いかけっこに見えつつも、セリフを使わずに動きや表情だけで描く普遍的な面白さがあり、世界中の人々を魅了してきました。
その歴史やキャラクターを知ることで、より深く作品を楽しめるでしょう。
2025年には85周年を迎え、さまざまな記念展覧会や各種コラボレーションも予定されています。
私自身も、子どもの頃から何度も楽しんだ大好きな作品です。
歴史を知った上で、ぜひ初期のエピソードから楽しんでほしいなと思います。
ジュエリーカミネは、大阪や神戸を中心に8店舗を展開するジュエリーショップ。
多くの人から愛される人気作品とドイツの伝統織物 シュニール織が魅力のフェイラーのコラボ商品を取り揃えていますので、ぜひご覧ください。
TOM AND JERRY and all related characters and elements © & ™ Turner Entertainment Co.(s25)